独学の教養

教養とは誰かから学ぶものばかりではなく、   自身の経験からも得ることが出来るのではと思い、日常を介して感じたことをかいていきます。

ジムに通って太る人たち

昨今、ジムに通っている人はどのくらいいるのでしょうか。

ある調査によると

「現在通っている」10.6%

「以前通っていた」32%

「今までに一度も通ったことがない」57.4%

となっています。

 

私が注目したいのはこの

「以前通っていたが現在は通っていない」人たちのジムをやめてしまった理由です。

 

退会要因としてあがっているのは

・40歳以下(特に20代)の若い層

・入会後、継続12ヶ月以内の会員層

・1ヶ月の出席頻度が4回を下回る会員層

この3つの条件に該当する層に退会者が高い割合で存在していることが分かりました。

若い層はダイエット目的で入会している人が多かったのに、なぜ12ヶ月以内で退会してしまう人が多発するのでしょうか。

以前通っていた人たちがジムをやめた理由として最も多くあがるのが「仕事・学校の都合」です。40歳以下の若い層でジムに通っている人たちは専業主婦などではなく、仕事をしていて、忙しい人たちと予想することができます。

もう少し深く掘り下げてみましょう。

「仕事・学校の都合」と答えた多くの人たちもジムに通って、自分の体が理想の体へと変化していくのを感じられていたなら、退会せずに済んだのではないでしょうか。

 

私自身ジムは現在通っているところで3カ所目です。

なんか太ってきたからジム通うかーと思い立ちジムに通い始めたところ、最初の2カ所では逆に太ってしまいました。

そこで調べてみたところ、ジムに通い始めて太ってしまう人が一定の割合で存在することが分かったのです。

 

原因は・・・

ジムに通って運動しているのに太ってしまう。

これは絶対に納得できませんよね。決して安くはない会員費を払ってどんどん太っていくなら誰でも通うのをやめたくなりませんか。

そこで私なりに原因と思えることをまとめてみました。

 

そもそもそこまで運動していない

        有酸素運動の大切さ

 

ジムでの滞在時間、みなさんはどのくらいですか?

一般的には1〜2時間くらいの滞在時間が多いようなのですが、この時間で消費できるカロリーって一体どのくらいなのでしょう。

 

・ジョギングの場合

60Kgの人が5km走って大体300kcal消費となります。

 

しかし脂肪燃焼のメカニズムは少々複雑で

有酸素運動を始める

    ↓

エネルギーを必要とする状況になる

    ↓

ここでまず血液中の糖質をエネルギーとして使う

    ↓

それでもエネルギーが足りなくなる

    ↓

肝臓や筋肉に蓄えられた糖質をエネルギーとして使う

    ↓

さらにそれでもエネルギーが足りなくなる

    ↓

やっと脂肪を燃やしてエネルギーとして使う

(脂肪燃焼)

 

さらに有酸素運動には心拍数も大事になってきます。心拍数が毎分(160ー年齢)くらいまで上がって始めて↑のメカニズムが発動します。

 

脂肪燃焼が始まるまでの時間は約20分です。

つまり最低20分以上心拍数を維持し、有酸素運動を続けることが大切なのです。

ほとんどの人がこのメカニズムを理解していないため、ジムに通って運動をしてもうまく脂肪燃焼が出来ないのか痩せられない原因の1つかと思われます。

(つづきは次回)